2002年10月5日

 今日は夕方6時に仕事が終わった・・・はずだったが、急遽2件目の予定が入った。今日こそはゆっくり食事して休めると思っていただけに残念だ。

 車に揺られること約3時間。場所はバンコクから南に車で1時間半の海沿いの町。ここがまたとんでもない町で、潮の満ち引きで1日2回道路が水没するという。ちょうど我々が到着した頃は満潮で、所々の道路が水浸しになっていた。てっきり雨季の大雨のためだと考えていたが、これが潮の関係だとすると、毎日日常的に続くわけで、私のは信じられないことだが、ここの人たちはそれを受け入れ、一見何の問題もないように生活している。こちらの人たちには水を塞き止めようという発想はないのだろうか。

 車を運転していたタイ人のK氏は、最初は水溜りを徐行していたが、やがて我慢しきれなくなったのかスピードを出し始め、しまいには水溜りの道路で追い越しをかける始末。中にはタイヤが半分以上浸かってしまう深さのところもあり、なんかやばそうだなと思っていたら、案の定、途中でエンジンの調子が悪くなり、止まってしまった。どうやら水が入ったようである。ただでさえ予定外の仕事が入り、一刻もはやく片付けて帰りたいのに、こんなところでエンジントラブルとは、なんてついていない日なんだろう! しかし隣のM氏は意外なほど落ち着いていた。彼はこういったトラブルにはこれまでにもいやというほど出会ってきたそうで、そんな彼の昔話を聞きながら、エンジンが乾くのを待った。

 次第に僕も落ち着いてきた。
 (まあ、あせったって仕方がない。なんと言ってもここはタイなんだから。)
その一言ですべてを片付けてしまうのもどうかという意見もあるだろうが、僕はおもわず納得してしまった。
 (そうそう、ここはタイ。のんびり構えていこう。)

 車はそれから1時間ほどたってようやく動いた。だがその後、しっかり仕事が待っていたのは言うまでもない・・・

道路が水浸し

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