11月18日、いよいよ出発の時を迎えた。
関空から飛行機に乗って約5時間、タイの首都バンコクに到着、その後国内線に乗り換えコーンケーンまで1時間、さらに車で2時間ほど行くと、ようやく目的地のロイ・エットに到着した。途中国内線への乗り継ぎがうまくいかなかったこともあり、ホテルに到着したのは夜11時半。次の日の仕事のこともあるので、その日は早々に床に就いたのだった。
次の日。仕事が終わり、夕食も済んでホテルの部屋に帰ってきた。夕食と言えばちょっと話はそれるが、タイの料理は辛い。ものすごく辛い。ガイドブックに載っているような店は旅行客向けに味を薄めた料理が出されるが、地元の人が食事をするような店ではその本場の味を堪能することができる。最初のうちはそんなことはつゆ知らず、ガンガン食べていたらすぐに口の中がヒリヒリしてきた。もうその後は悲惨で、ちょっとでも辛いものを食べるとヒリヒリどころか、口の中が痛い。痛すぎる。もう水しか飲めない。ご飯を食べても触れると痛い。なんてこった。その後はさすがに学習したので、まずは唐辛子がどれほど入っているかを観察し、ちょっと味を確かめてから食べるようにした。辛いと言ってもなんでもかんでも辛いわけではないので、そういうものを選んで食べるようにすればよい。また、料理についているタレが辛い場合が多いので、それで加減することができる。
料理と言えば、珍しい料理も多い。
例えば「血のかたまり」。まったく血生臭くなく、言われなければわからない。何の血かは聞き忘れたが、味はほとんどしない。なにも入っていないゼリーのようである。これはそれほど抵抗なく食べられた。
次は「トム・ヤム・クン」。”珍しくないじゃないか〜!!”とつっこまれそうだが、私自身、これまで名前は聞いていても食べたことがなかったのである。感想は”辛い”。その時も例によって口の中がヒリヒリ状態だったので、あんまり味わっている余裕がなく、辛かったということしか覚えていない。トホホ・・・。
続いては「タイスキ」。タイ版のすき焼きで、野菜中心のヘルシーな料理である。日本のすき焼きと同じく、ちょっと値段は張るがなかなか美味である。
ゲテモノ系としては「イナゴのから揚げ」「イモムシのから揚げ」。道端の出店で売っているのを見たが、ものすごい食べ物だ。食べるのはもとより、イモムシのほうは直視もできなかった。果たして誰が食べるのだろうか。地元の人は食べるのだろうか。店で売っていたおじさんはあれで生計を立てられるのだろうか・・・・。残念ながら、実際に買っている人を見ることはできなかった。
他に気付いたことといえば、肉は鶏肉が圧倒的に多い。豚も結構あるが、牛はめったに出てこない。また、ジャガイモもほとんど口にすることができない。なんでも、北のほうでちょっとしか取れないらしい。貴重品のようだ。
ちなみに地元の店で食事を取るとだいたい100バーツ(300円)ほどでお腹いっぱいになる。
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さて、食事の話で大脱線してしまったのでこの辺で元に戻したい。そう、食事を終えてホテルに戻ってきたのである。時間もあったので、早速インターネット接続を試してみることにした。ホテルのコンセントとモジュラージャックを調べてみると写真のようになっていた。どちらも日本の物がそのまま刺さるようである。この後、バンコクで別のホテルにも泊まったが、こちらも形状は同じであった。どちらも一泊800バーツ(2500円)ほどの中の下クラスのホテルである。ただ、電圧は220Vなのでご注意。
モジュラージャックを、直前に日本で購入した「モデムセーバーLT」でチェック。形状が同じでも電圧や配線が日本と異なる場合があり、通信できないばかりか、最悪モデムを壊す恐れがある。これは、そのあたりをチェックすることができるもので、海外で初めて通信するときは必須のアイテムである。チェックしたところ、問題がないようだったので、モデムを繋いで通信を試みてみた。
市内料金でアクセスポイントがなかったので、一番近そうなところを選ぶ。そしてモデムの設定を変更。私の持っているモデム(3COM 3C563C-J-TP)は国際対応モデムで、添付ソフトで各国の設定に変更することができる。実はこの選択できる国の中に「タイ」がなかったのが出国前の不安要素だったのだが、「other
country」という項目があり、あわよくばこれでいけるかも!? と思っていたのだ。そこでまずは「other
country」にして接続開始・・・アクセスポイントには繋がった。続いてユーザー認証(ユーザー名とパスワードの確認)・・・・・・・あれ!?「ユーザー名、またはパスワードが違います」って言われるぞ? う〜んどうしてだろう。何度も確認したが間違っていない。やっぱりモデムが悪いのかなぁ、と思ったが、国の変更以外、触れそうなところはない。やっぱり「other
country」じゃだめなんだろうか。
とりあえず、設定を「日本」に変えてやってみた。このあたりから、もう根拠無しのなんでもありモードに突入していた。やっぱり接続失敗。ユーザ認証でエラーが出る。う〜ん・・次はどこにしよう。タイに近そうな「マレーシア」を選んでみた。地理的に近ければ通信方式も同じかも、というむちゃくちゃな発想である。やっぱり接続失敗。次は「台湾」。「thailand(タイ)」の選択肢を探していたら「taiwan」が近くにあった、ただそれだけである。やっぱり接続失敗。このまま全部の設定を試してみることもできるが、それだけ電話をかけたら、チェックアウトの時にホテル代を払う上司になにを言われるかわからないので、とりあえずこのあたりであきらめることにした。
<続く>
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